こんにちは、Kurochuです( ^ω^ )
この記事では、
東証一部に上場しているマツダ(7261)の
業績・株価・配当金・利回り・権利確定日
などについて最新情報をまとめています。
目次
会社概要
マツダ株式会社(英語: Mazda Motor Corporation)は、広島県に本拠を置く日本の自動車メーカーです。
1979年以来フォードとの提携関係が長く、1996年5月には同社の傘下に入りプラットフォームや生産施設などの共有化が進められましたが、リーマン・ショック以降はフォード離れが進み、2015年9月にグループから独立。同社株式は東京証券取引所におけるTOPIX Large70の構成銘柄。
歴史・沿革
会社創業期
マツダの歴史は、東洋コルク工業株式会社として誕生した大正9年(1920年)まで遡ります。創業から7年後には東洋工業株式会社に社名を変更しています。
1928年以降、日本国政府や行政から軍需工場として指定を受けたため、それに沿って生産や開発を進めていきました。その折、1931年に三菱商事と3輪トラック(通称マツダ号)を生産する契約を締結し、これが、マツダの自動車製品開発の第一号でした。
第二次世界大戦後
終戦から15年後の1960年、同社初の乗用車となる「R360クーペ」の販売をスタート。それから1年後には、NSU社(現・アウディ)との間にロータリーエンジンに関連する技術提携を結び、1967年にロータリーエンジンを搭載した「コスモスポーツ」を販売することになります。
現在に至るまで、「ロータリーエンジン」の量産化に成功したのは世界でもマツダだけとされています。
高度経済成長期
第1次オイルショック後、アメリカ市場を中心にロータリーエンジン(RE)車の販売が急激に落ち込み経営危機に陥った東洋工業(現:マツダ)は、主力銀行であった住友銀行(現:三井住友銀行)の主導によって再建に取り組むことに。最終的に、同行の橋渡しによって、米国のフォード・モーターと株式を持ち合うことで資本提携に至っています。
バブル期
1984年、社名を「マツダ株式会社」へと変更。
1980年代、通称「5チャンネル化」と呼ばれる経営戦略を推進。同戦略は、主力車種を取り扱う「マツダ店」、スポーツカーを取り扱う「アンフィニ店」、ユーノスコスモ/ユーノス/ロードスターなどを取り扱う「ユーノス店」、小型車や軽自動車を取り扱う「オートザム店」、提携していたフォード車を販売する「オートラマ店」の5店舗を同時展開していくというものでした。
しかし、同戦略によって急激に販路が拡大した直後に、バブル崩壊が発生し、深刻な業績低迷を招く結果となりました。
それに伴い、1996年には、5チャンネル化を撤廃して主力のマツダ店に販売を集約しましたが、業績は回復せず、フォード社の株を徐々に売却していくことになり2015年には両者の提携関係が完全に終了。
バブル崩壊後〜現在
2010年に「SKYACTIV TECHNOLOGY」という方針を発表し、電気デバイスの採用拡大、エンジンの全面刷新、2008年比で燃費を30%向上させる等の新たな技術開発に着手します。その結果、2012年に販売をスタートした「CX-5」が人気を博し、マツダの業績は回復傾向へ。
近年では、規模を追求しない「プレミアムブランド」路線を打ち出し、他社とは一線を画す経営戦略へと転換しています。
マツダ(7261)の業績
ここからは、マツダ(7261)の業績についてチェックしていきます。
売上高 / 純利益率の推移
マツダ(7261)の過去5年分の売上高、および純利益率(当期純利益 ÷ 売上高)を掲載しています。
通貨単位:JPY in Million
過去5年間のマツダ(7261)の売上高、および純利益マージンを見ると、売上高増減率は +7.37% 、平均純利益率は 1.47% となっています。また、売上高の年平均成長率(CAGR)は +1.79% を記録しています。
事業セグメント別売上高
マツダ(7261)の2022年度の事業セグメント別売上高を掲載しています。
通貨単位:JPY in Million
マツダ(7261)の事業セグメントは、 乗用車・商用車編(100.00%) から構成されています。
地域セグメント別売上高
マツダ(7261)の2022年度の地域セグメント別売上高を掲載しています。
通貨単位:JPY in Million
マツダ(7261)の地域セグメントは、 北アメリカ(38.70%) 、 日本(26.20%) 、 その他,エリア
(17.90%) 、 ヨーロッパ(17.30%) から構成されています。
マツダ(7261)の株価
ここからは、マツダ(7261)の株価についてチェックしていきます。
株価に関する参考指標
マツダ(7261)の参考指標を掲載しています。
参考指標 | |
---|---|
時価総額 |
1,060,167百万円(04/26) |
発行済株式数 |
631,803,979株(04/26) |
配当利回り(会社予想) |
2.98%(04/26) |
1株配当(会社予想) |
50.00(2024/03) |
PER(会社予想) |
(連)6.22倍(04/26) |
PBR(実績) |
(連)0.65倍(04/26) |
EPS(会社予想) |
(連)269.82(2024/03) |
BPS(実績) |
(連)2,574.65(2023/03) |
最低購入代金 |
(連)10.42%(2023/03) |
単元株数 |
(連)44.20%(2023/03) |
年初来高値 |
167,800(04/26) |
年初来安値 |
100株 |
株価推移
マツダ(7261)の過去10年分の株価を掲載しています。
通貨単位:JPY
10年間のマツダ(7261)の株価推移を見ると、騰落率が -20.20% 、高値が 3,066円 、底値が 546円 となっています。
マツダ(7261)の配当金
ここからは、マツダ(7261)の配当金についてチェックしていきます。
配当金総額 / 配当性向の推移
マツダ(7261)の過去10年間の配当金総額および配当性向(税引後利益 ÷ 配当金総額)の推移を掲載しています。
通貨単位:JPY Million
マツダ(7261)の配当金総額を10年前と比較すると、騰落率は +848.44% 、年平均成長率(CAGR)は +28.40% となっています。
また、日系上場企業の平均配当性向が30%〜40%と言われている中、マツダ(7261)の過去10年間の平均配当性向は 34.72% を記録しています。
一株当たり配当金推移
マツダ(7261)の過去10年間の配当金推移(一株あたり)を掲載しています。
通貨単位:JPY
マツダ(7261)の一株当たり配当金を10年前と比較すると、騰落率は +4,400.00% 、年平均成長率(CAGR)は +52.65% となっています。
また、次回の年間配当金は 45円 (中間配当: 20円 、期末配当: 25円 )と予想されています。
マツダ(7261)の配当金はいつ貰えるのか
次回配当金権利付き最終日
マツダ(7261)の配当金(または株主優待)を貰うためには、『権利付き最終日』に株を保有している必要があります。
↓マツダ(7261)の権利付き最終日↓
期末配当:2023年09月27日 / 中間配当:2024年03月27日
次回配当金権利落ち日
『権利落ち日』の市場開場まで株式を所有し続けることで、配当金(または株主優待)を貰う権利は確定されます。
「権利落ち日の市場開場まで」と規程されているため、『権利落ち日』にマツダ(7261)の株式を売却しても配当金(または株主優待)は貰うことができます。
↓マツダ(7261)の権利落ち日↓
期末配当:2023年09月28日 / 中間配当:2024年03月28日
有価証券報告書
マツダ(7261)の最新の有価証券報告書は、2022/6/27に提出・公表されたものになります。以下のリンクから閲覧可能です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
マツダ(7261)は、「中堅自動車メーカー」「低燃費で動力性能高いエンジンが強み」「輸出比率高い」「トヨタと資本提携」等の特色を有し、将来的には業績の拡大が見込める企業です。
『配当』面に目を向けても、年間配当金(予想)は 45円 、配当利回りは 2.98% に達しており、インカムゲイン銘柄としてもポートフォリオに組み入れておきたいですね。
また、最低購入代金は (連)10.42%(2円 とそれほど高くないので、投資初心者の方にもオススメな銘柄であると言えます。
最後までお読みいただきありがとうございましたm(_ _)m
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