こんにちは、Kurochuです( ^ω^ )
この記事では、
東証一部に上場している住友商事(8053)の
業績・株価・配当金・利回り・権利確定日
などについて最新情報をまとめています。
目次
会社概要
住友商事株式会社(すみともしょうじ、英: Sumitomo Corporation)は、住友グループの大手総合商社です。
三菱商事、三井物産、伊藤忠、丸紅と共に五大商社の一つとして知られる日本屈指の巨大総合商社であり、「石橋をたたいても渡らない」とも言われるほどの堅実経営を貫いています。
歴史・沿革
会社創業期
住友商事の歴史は、大正8年(1919年)にまで遡ります。同年、住友本社が中心となり、住友商事のルーツである大阪北港株式会社(その後、住友土地工務株式会社と改称)が設立。設立当初は、大阪北港地帯の造成と隣接地域の開発などを行い、不動産経営に従事していました。
第二次世界大戦後
太平洋戦争終結時、財閥解体を迫られることは確実と考えた最後の住友本社総理事となった古田俊之助は、①拡張し切った各方面の事業を収拾し、人材の離散を防ぐとともに各人にできる限りの仕事を与える、②海外引揚者とその家族の援護を十分に行う、③住友の事業をできるだけ廃止せずに転換する、との方針を掲げ、『商事分野』への進出を決断。
当時の最重課題は、経営基盤の確立にありました。住友商事初代社長の田路舜哉は、与信管理制度の厳格な運用など堅実経営を実践するとともに、1950年、ボンベイ(現・ムンバイ)に初の駐在員を派遣、1952年にはニューヨークに米国法人を設立して海外への布石を打ちました。そして同年には社名を住友商事株式会社と改め、名実共に住友グループの一員として活動を広げていきました。
高度経済成長期
1960年代に入ると、「ビッグスリー」のスローガンの下、同業種内で売上高3位への方針を打ち出すとともに、1人当たり売上高増大を目指しました。1962年、大阪・東京の各営業部門を一体化して商品本部制を導入し、鉄鋼・非鉄金属・電機・機械・農水産・化成品・繊維・物資燃料・不動産の9本部を設置。こうして、着実に総合商社としての体制を整えていきました。
1970年代半ばには、海外拠点数は100を超えるまで拡大。企業規模が急速に拡大したため、分権化を促進する目的で、鉄鋼・機電・非鉄化燃・生活物資の4営業部門を新たに設置。
バブル期〜現在
1988年、「総合事業会社構想」を打ち出し、従来の商事活動(トレード)に事業活動(事業投資)を加えた2本柱の収益構造の構築を目指す経営方針へと転換。
しかし、大型案件における減損損失計上により、大幅な赤字決算を経験(2015年3月期)。これ以降、経営改革と成長戦略の推進、財務健全性の確保に注力、成長軌道への回復を図ってきた。
また、2018年9月に『新たな価値創造への挑戦』を目指して、従来の大阪から千代田区大手町に本社を移転。
住友商事(8053)の業績
ここからは、住友商事(8053)の業績についてチェックしていきます。
売上高 / 純利益率の推移
住友商事(8053)の過去5年分の売上高、および純利益率(当期純利益 ÷ 売上高)を掲載しています。
通貨単位:JPY in Million
過去5年間の住友商事(8053)の売上高、および純利益マージンを見ると、売上高増減率は +27.69% 、平均純利益率は 4.53% となっています。また、売上高の年平均成長率(CAGR)は +6.30% を記録しています。
事業セグメント別売上高
住友商事(8053)の2022年度の事業セグメント別売上高を掲載しています。
通貨単位:JPY in Million
住友商事(8053)の事業セグメントは、 資源・化学物質(27.80%) 、 メタル(19.20%) 、 生活と不動産(17.80%) 、 輸送機・航空機・建設機械分野(16.30%) 、 インフラストラクチャー(9.50%) 、 メディア、そして、デジタル(7.60%) 、 *連結調整(1.80%) から構成されています。
地域セグメント別売上高
住友商事(8053)の2022年度の地域セグメント別売上高を掲載しています。
通貨単位:JPY in Million
住友商事(8053)の地域セグメントは、 日本(38.70%) 、 中東・独立国家共同体(17.20%) 、 アメリカ(17.00%) 、 アジア・オセアニア(12.70%) 、 その他、北アメリカ(8.50%) 、 東洋,アジア(5.90%) から構成されています。
住友商事(8053)の株価
ここからは、住友商事(8053)の株価についてチェックしていきます。
株価に関する参考指標
住友商事(8053)の参考指標を掲載しています。
参考指標 | |
---|---|
時価総額 |
4,781,031百万円(04/26) |
発行済株式数 |
1,223,082,867株(04/26) |
配当利回り(会社予想) |
3.20%(04/26) |
1株配当(会社予想) |
125.00(2024/03) |
PER(会社予想) |
(連)9.56倍(04/26) |
PBR(実績) |
(連)1.12倍(04/26) |
EPS(会社予想) |
(連)408.92(2024/03) |
BPS(実績) |
(連)3,478.32(2023/03) |
最低購入代金 |
(連)16.20%(2023/03) |
単元株数 |
(連)37.40%(2023/03) |
年初来高値 |
390,900(04/26) |
年初来安値 |
100株 |
株価推移
住友商事(8053)の過去10年分の株価を掲載しています。
通貨単位:JPY
10年間の住友商事(8053)の株価推移を見ると、騰落率が +174.17% 、高値が 3,652円 、底値が 1,024円 となっています。
住友商事(8053)の配当金
ここからは、住友商事(8053)の配当金についてチェックしていきます。
配当金総額 / 配当性向の推移
住友商事(8053)の過去10年間の配当金総額および配当性向(税引後利益 ÷ 配当金総額)の推移を掲載しています。
通貨単位:JPY Million
住友商事(8053)の配当金総額を10年前と比較すると、騰落率は +143.33% 、年平均成長率(CAGR)は +10.39% となっています。
また、日系上場企業の平均配当性向が30%〜40%と言われている中、住友商事(8053)の過去10年間の平均配当性向は 39.28% を記録しています。
一株当たり配当金推移
住友商事(8053)の過去10年間の配当金推移(一株あたり)を掲載しています。
通貨単位:JPY
住友商事(8053)の一株当たり配当金を10年前と比較すると、騰落率は +144.68% 、年平均成長率(CAGR)は +10.45% となっています。
また、次回の年間配当金は 120円 (中間配当: 60円 、期末配当: 60円 )と予想されています。
住友商事(8053)の配当金はいつ貰えるのか
次回配当金権利付き最終日
住友商事(8053)の配当金(または株主優待)を貰うためには、『権利付き最終日』に株を保有している必要があります。
↓住友商事(8053)の権利付き最終日↓
期末配当:2023年09月27日 / 中間配当:2024年03月27日
次回配当金権利落ち日
『権利落ち日』の市場開場まで株式を所有し続けることで、配当金(または株主優待)を貰う権利は確定されます。
「権利落ち日の市場開場まで」と規程されているため、『権利落ち日』に住友商事(8053)の株式を売却しても配当金(または株主優待)は貰うことができます。
↓住友商事(8053)の権利落ち日↓
期末配当:2023年09月28日 / 中間配当:2024年03月28日
有価証券報告書
住友商事(8053)の最新の有価証券報告書は、44736に提出・公表されたものになります。以下のリンクから閲覧可能です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
住友商事(8053)は、「住友系の総合商社」「油井管など鋼管は強大、CATVなどメディアも強い」「資源は非鉄が軸」等の特色を有し、将来的には業績の拡大が見込める企業です。
『配当』面に目を向けても、年間配当金(予想)は 120円 、配当利回りは 3.20% に達しており、インカムゲイン銘柄としてもポートフォリオに組み入れておきたいですね。
また、最低購入代金は (連)16.20%(2円 とそれほど高くないので、投資初心者の方にもオススメな銘柄であると言えます。
最後までお読みいただきありがとうございましたm(_ _)m
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