こんにちは、Kurochuです( ^ω^ )
この記事では、
東証一部に上場している日産自動車(7201)の
業績・株価・配当金・利回り・権利確定日
などについて最新情報をまとめています。
目次
会社概要
日産自動車株式会社(にっさんじどうしゃ、英語: Nissan Motor Co., Ltd.)は、神奈川県横浜市に本社を置く日本の大手自動車メーカー。通称とブランド名は日産(Nissan)。北アメリカやヨーロッパなどの50か国では高級車ブランドのインフィニティ(Infiniti)、また新興国向けには低価格ブランドのダットサン(Datsun)を展開しています。
2018年時点、フランスのルノーが日産自動車の筆頭株主となっており、43.4%分の株式を保有。また、日産自動車が三菱自動車工業の筆頭株主となることで、ルノー・日産自動車・三菱自動車工業の3社が、「ルノー・日産・三菱アライアンス」を形成しています。
歴史・沿革
会社創業期
日産自動車の歴史は、明治44年(1911年)に橋本増治郎が東京・麻布に設立した「快進社自働車工場」まで遡ります。同年、橋本は東京・広尾に国産乗用車の生産を目指し、快進社自動車工場を設立。日本の交通事情に合うよう設計された小型乗用車「DAT自動車」(「DAT」は資金協力者の田健治郎・青山禄郎・竹内明太郎のイニシャル)を発売しました。
その後、大阪の新興自動車メーカー「実用自動車製造」と合併し、ダット自動車製造を設立。1933年、自動車工業への進出を目指していた自動車部品製造会社「戸畑鋳物」が、ダット自動車製造を傘下に迎え入れ日産自動車が誕生しました。
第二次世界大戦後
戦争終結から7年後の1952年、戦時中の技術的空白を埋めるため、イギリスのオースチン社と技術提携を締結。1958年には、当時世界で最も過酷と言われたオーストラリア大陸一周ラリーに自社開発のダットサン210型で出場し、見事にクラス優勝を飾ります。
この頃から、技術力を重視する姿勢を鮮明にしていた日産は「技術の日産」として親しまれ、当時の主力車種「ダットサン」は、故障が少なく高速走行を得意としたことで医者の往診に愛用されたことから、「医者のダットサン」と呼ばれるほどだった。
高度経済成長期
また1970年代以降、「90年代までに世界一の技術を誇る自動車メーカーになる」という目標を掲げ、「901運動」を推進。シャシー性能、車体剛性、ハンドリング(足回り)に対しする技術力の大幅な向上に成功しています。
バブル期〜現在
1990年代、デザインの方向性や、マーケティング戦略の失敗、市場の低迷等の要因が重なり、日産自動車の経営状況は悪化していました。それに伴い、工場閉鎖等の事業合理化を実行したものの合理化規模が十分でなく、2000年3月期には6843億円もの連結最終赤字を計上。
倒産を回避するため、事実上吸収合併という形で、フランス自動車メーカーのルノーから資金を入れ危機を乗り越えました。ルノー傘下で社長に就任したカルロスゴーン氏が、2万1,000人の人員削減、コスト削減、大幅な合理化を推進し、2001年には3,311億円の黒字にV字回復を果たします。
しかし、ゴーン氏が2018年11月に東京地検特捜部に金融商品取引法違反の容疑で逮捕され、その後解任されるなど、経営層が混乱。2020年3月期では11年ぶりに赤字に転落しています。
日産自動車(7201)の業績
ここからは、日産自動車(7201)の業績についてチェックしていきます。
売上高 / 純利益率の推移
日産自動車(7201)の過去5年分の売上高、および純利益率(当期純利益 ÷ 売上高)を掲載しています。
通貨単位:JPY in Million
過去5年間の日産自動車(7201)の売上高、および純利益マージンを見ると、売上高増減率は -8.45% 、平均純利益率は -1.02% となっています。また、売上高の年平均成長率(CAGR)は -2.18% を記録しています。
事業セグメント別売上高
日産自動車(7201)の2022年度の事業セグメント別売上高を掲載しています。
通貨単位:JPY in Million
日産自動車(7201)の事業セグメントは、 オートモーティブ(88.10%) 、 営業,財務(11.90%) から構成されています。
地域セグメント別売上高
日産自動車(7201)の2022年度の地域セグメント別売上高を掲載しています。
通貨単位:JPY in Million
日産自動車(7201)の地域セグメントは、 北アメリカ(47.70%) 、 日本(21.20%) 、 ヨーロッパ(11.30%) 、 その他(10.10%) 、 亜細亜(9.60%) から構成されています。
日産自動車(7201)の株価
ここからは、日産自動車(7201)の株価についてチェックしていきます。
株価に関する参考指標
日産自動車(7201)の参考指標を掲載しています。
参考指標 | |
---|---|
時価総額 |
2,201,334百万円(04/26) |
発行済株式数 |
4,009,715,112株(04/26) |
配当利回り(会社予想) |
2.73%(04/26) |
1株配当(会社予想) |
15.00(2024/03) |
PER(会社予想) |
(連)5.79倍(04/26) |
PBR(実績) |
(連)0.36倍(04/26) |
EPS(会社予想) |
(連)94.90(2024/03) |
BPS(実績) |
(連)1,506.15(2023/03) |
最低購入代金 |
(連)4.57%(2023/03) |
単元株数 |
(連)29.20%(2023/03) |
年初来高値 |
54,900(04/26) |
年初来安値 |
100株 |
株価推移
日産自動車(7201)の過去10年分の株価を掲載しています。
通貨単位:JPY
10年間の日産自動車(7201)の株価推移を見ると、騰落率が -33.81% 、高値が 1,315円 、底値が 357円 となっています。
日産自動車(7201)の配当金
ここからは、日産自動車(7201)の配当金についてチェックしていきます。
配当金総額 / 配当性向の推移
日産自動車(7201)の過去10年間の配当金総額および配当性向(税引後利益 ÷ 配当金総額)の推移を掲載しています。
通貨単位:JPY Million
日産自動車(7201)の配当金総額を10年前と比較すると、騰落率は -68.85% 、年平均成長率(CAGR)は -12.15% となっています。
また、日系上場企業の平均配当性向が30%〜40%と言われている中、日産自動車(7201)の過去10年間の平均配当性向は 31.18% を記録しています。
一株当たり配当金推移
日産自動車(7201)の過去10年間の配当金推移(一株あたり)を掲載しています。
通貨単位:JPY
日産自動車(7201)の一株当たり配当金を10年前と比較すると、騰落率は -66.67% 、年平均成長率(CAGR)は -11.49% となっています。
また、次回の年間配当金は 15円 (中間配当: – 円 、期末配当: – 円 )と予想されています。
日産自動車(7201)の配当金はいつ貰えるのか
次回配当金権利付き最終日
日産自動車(7201)の配当金(または株主優待)を貰うためには、『権利付き最終日』に株を保有している必要があります。
↓日産自動車(7201)の権利付き最終日↓
期末配当:2023年09月27日 / 中間配当:2024年03月27日
次回配当金権利落ち日
『権利落ち日』の市場開場まで株式を所有し続けることで、配当金(または株主優待)を貰う権利は確定されます。
「権利落ち日の市場開場まで」と規程されているため、『権利落ち日』に日産自動車(7201)の株式を売却しても配当金(または株主優待)は貰うことができます。
↓日産自動車(7201)の権利落ち日↓
期末配当:2023年09月28日 / 中間配当:2024年03月28日
有価証券報告書
日産自動車(7201)の最新の有価証券報告書は、2022/6/30に提出・公表されたものになります。以下のリンクから閲覧可能です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
日産自動車(7201)は、「自動車大手」「仏ルノー・三菱自と3社で企業連合」「30年早期に主要市場の全新型車を電動車に」等の特色を有し、将来的には業績の拡大が見込める企業です。
『配当』面に目を向けても、年間配当金(予想)は 15円 、配当利回りは 4.53% に達しており、インカムゲイン銘柄としてもポートフォリオに組み入れておきたいですね。
また、最低購入代金は (連)7.68%(2円 とそれほど高くないので、投資初心者の方にもオススメな銘柄であると言えます。
最後までお読みいただきありがとうございましたm(_ _)m
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