こんにちは、Kurochuです( ^ω^ )
この記事では、
東証一部に上場している野村総合研究所(4307)の
業績・株価・配当金・利回り・権利確定日
などについて最新情報をまとめています。
目次
会社概要
株式会社野村総合研究所(のむらそうごうけんきゅうしょ、英:Nomura Research Institute, Ltd.)は、東京都千代田区大手町に本社を置く、日本の最大手シンクタンク、コンサルティングファーム、システムインテグレーター。略称はNRI、野村総研としても知られています。
同社は、リサーチ・コンサルティング・ITソリューション・システム運用等のトータルソリューション提供を強みとしています。
歴史・沿革
会社創業期
野村総合研究所の創業は、1965年にまで遡ります。
同年4月、野村證券株式会社-調査部が分離独立し、米国のStanford Research Institute(現在のSRI International)をモデルに、日本初の民間シンクタンクとして、野村総合研究所(NRI)が設立されました。
その後、1988年1月に商用コンピュータを導入したシステム開発会社である「野村コンピュータシステム株式会社」(旧:野村電子計算センター)と合併し、現在の野村総合研究所が誕生。この合併により、リサーチ、コンサルティング、ITソリューション、システム運用等をトータルに提供する企業体へと変貌を遂げていきます。
株式上場前後
2001年、野村総合研究所は東証一部に上場を果たします。株式の上場をきっかけに、経営の効率化を目的として、リサーチ部門の在り方を変化させていきます。
証券・経済研究等を行う部門は、証券調査・市場調査などの一部を野村グループにインハウス化し、残る一部は研究創発センターに移管され、政策・金融・経済研究などを引き続き行うように。また、社会・産業研究等の部門はコンサルティング機能を強化し、「〜研究部」から「〜コンサルティング部」へ名称を変え、コンサルティング部門としてリサーチ機能・コンサルティング機能を併せ持つようになりました。
今日のリサーチ・コンサルティング部門では、徹底したリサーチに基づいた「Research-based Consluting」が基本となっており、「異才融合」を理念に掲げます。
〜現在(2024年)
現在、野村総合研究所は官公庁や各産業のリーディングカンパニーを主な顧客としており、産業政策・行政改革に関する提言・支援等や、成長戦略策定・実行支援等を提供し、最先端の調査研究・コンサルティングサービスを提供しています。
また、米国ペンシルバニア大学による2019年グローバル・シンクタンク・ランキング(営利企業部門)では、第1位に位置づけられるなど、世界的な民間シンクタンクに成長しています。
野村総合研究所(4307)の業績
ここからは、野村総合研究所(4307)の業績についてチェックしていきます。
売上高 / 純利益率の推移
野村総合研究所(4307)の過去5年分の売上高、および純利益率(当期純利益 ÷ 売上高)を掲載しています。
通貨単位:JPY in Million
過去5年間の野村総合研究所(4307)の売上高、および純利益マージンを見ると、売上高増減率は +38.09% 、平均純利益率は 10.70% となっています。また、売上高の年平均成長率(CAGR)は +8.40% を記録しています。
事業セグメント別売上高
野村総合研究所(4307)の2022年度の事業セグメント別売上高を掲載しています。
通貨単位:JPY in Million
野村総合研究所(4307)の事業セグメントは、 ファイナンス,IT(49.60%) 、 インダストリアル,IT(36.40%) 、 コンサルティング(7.00%) 、 IT、インフラ、サービス(7.00%) から構成されています。
地域セグメント別売上高
野村総合研究所(4307)の2022年度の地域セグメント別売上高を掲載しています。
通貨単位:JPY in Million
野村総合研究所(4307)の地域セグメントは、 日本(87.50%) 、 オセアニア(9.40%) 、 北アメリカ(2.00%) 、 アジア・その他(1.10%) から構成されています。
野村総合研究所(4307)の株価
ここからは、野村総合研究所(4307)の株価についてチェックしていきます。
株価に関する参考指標
野村総合研究所(4307)の参考指標を掲載しています。
参考指標 | |
---|---|
時価総額 |
2,288,340百万円(04/26) |
発行済株式数 |
580,796,911株(04/26) |
配当利回り(会社予想) |
1.47%(04/26) |
1株配当(会社予想) |
58.00(2025/03) |
PER(会社予想) |
(連)25.80倍(04/26) |
PBR(実績) |
(連)5.68倍(04/26) |
EPS(会社予想) |
(連)152.71(2025/03) |
BPS(実績) |
(連)693.33(2024/03) |
最低購入代金 |
(連)19.95%(2024/03) |
単元株数 |
(連)43.30%(2024/03) |
年初来高値 |
394,000(04/26) |
年初来安値 |
100株 |
株価推移
野村総合研究所(4307)の過去10年分の株価を掲載しています。
通貨単位:JPY
10年間の野村総合研究所(4307)の株価推移を見ると、騰落率が +331.98% 、高値が 4,935円 、底値が 813円 となっています。
野村総合研究所(4307)の配当金
ここからは、野村総合研究所(4307)の配当金についてチェックしていきます。
配当金総額 / 配当性向の推移
野村総合研究所(4307)の過去10年間の配当金総額および配当性向(税引後利益 ÷ 配当金総額)の推移を掲載しています。
通貨単位:JPY Million
野村総合研究所(4307)の配当金総額を10年前と比較すると、騰落率は +135.50% 、年平均成長率(CAGR)は +9.98% となっています。
また、日系上場企業の平均配当性向が30%〜40%と言われている中、野村総合研究所(4307)の過去10年間の平均配当性向は 37.37% を記録しています。
一株当たり配当金推移
野村総合研究所(4307)の過去10年間の配当金推移(一株あたり)を掲載しています。
通貨単位:JPY
野村総合研究所(4307)の一株当たり配当金を10年前と比較すると、騰落率は -19.64% 、年平均成長率(CAGR)は -2.40% となっています。
また、次回の年間配当金は 48円 (中間配当: 24円 、期末配当: 24円 )と予想されています。
野村総合研究所(4307)の配当金はいつ貰えるのか
次回配当金権利付き最終日
野村総合研究所(4307)の配当金(または株主優待)を貰うためには、『権利付き最終日』に株を保有している必要があります。
↓野村総合研究所(4307)の権利付き最終日↓
期末配当:2023年09月27日 / 中間配当:2024年03月27日
次回配当金権利落ち日
『権利落ち日』の市場開場まで株式を所有し続けることで、配当金(または株主優待)を貰う権利は確定されます。
「権利落ち日の市場開場まで」と規程されているため、『権利落ち日』に野村総合研究所(4307)の株式を売却しても配当金(または株主優待)は貰うことができます。
↓野村総合研究所(4307)の権利落ち日↓
期末配当:2023年09月28日 / 中間配当:2024年03月28日
有価証券報告書
野村総合研究所(4307)の最新の有価証券報告書は、2022/6/21に提出・公表されたものになります。以下のリンクから閲覧可能です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
野村総合研究所(4307)は、「野村証券系SI」「コンサル、システム開発・運用の一貫体制」「顧客は金融機関と流通業が中心」等の特色を有し、将来的には業績の拡大が見込める企業です。
『配当』面に目を向けても、年間配当金(予想)は 48円 、配当利回りは 1.47% に達しており、インカムゲイン銘柄としてもポートフォリオに組み入れておきたいですね。
また、最低購入代金は (連)19.95%(2円 とそれほど高くないので、投資初心者の方にもオススメな銘柄であると言えます。
最後までお読みいただきありがとうございましたm(_ _)m
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