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「日本の人口が減る減る」ってしつこいから調べてみたら結構やばめ

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時事ネタ
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こんにちは、Kurochuです( ^ω^ )

最近、テレビや新聞で「人口減少が、、、」「政府が進行減少対策として、、、」というニュースが増えているような気がしませんか?Kurochuはテレビっ子でして、暇さえあればしょっちゅうテレビを見ているので気付きやすいのかもしれませんが。

ちょっと気になったので、日本の人口がどれくらい減っていくのかを調べてみたら予想以上に減るようでして、ぜひ皆さんにシェアできればと思ったので、早速書いていきたいと思います!!

日本の人口は将来どうなるの??

日本の人口は激減します!!

単に「減る」のではなく、「激減」するのです(泣)

言葉で言われても分からないですよね。ということで、国際連合(UN)のデータを元に、グラフを作ってみました。

じゃ〜〜ん!!(うーん、我ながら良いグラフだなぁ。。。)
上のグラフは、10年毎の日本の人口を2100年まで予測したものになります。青い線が人口を示しており、オレンジ線が10年毎の人口の増加率(減少率)を示しています。つまり、オレンジ線を見れば、10年間でどれくらい日本人が増えた(減った)のかが丸分かりということです。

このグラフを見ると、日本の人口減少は2010年〜2020年の間から始まっていることが読み取れますね。来年2020年の人口は2010年比で1.6%も減少しているです!!オリンピックなんかに税金を浪費している場合じゃないんじゃないかな、国会議員の皆さん( ̄^ ̄)

さらに、Kurochuが定年退職する頃であろう、2070年には日本人が1億人の壁を突破し、9,600万人にまで減少してしまうと考えられています。ちなみに、現在の日本は紛いなりにも「経済大国」と呼ばれていますが、経済学的視点からは、「経済大国」の条件の一つに「人口が一億人以上であること」というものがあるそうです。つまり、2070年には日本は「経済大国」の地位から転げ落ち、「極東の小さな島国」になってしまうかもしれないということです。

人口減少がもたらす悪影響

人口の減少による悪影響は主に3つあるとKurochuは考えています(一応、某大学の政治経済学部に所属しているのでそれっぽく)。

人口減少の悪影響 ワースト3!!
  1. 年金制度・社会保障制度の崩壊
  2. 経済成長の停滞
  3. 世界における日本のプレゼンス低下

これ以外にも挙げていけばキリがないのですが、すべては書ききれないので、3つに集約しました。それでは、順に説明していきます。

年金制度・社会保障制度の崩壊

これは我々のような一般庶民(Kurochuも含めて)にとって最も大事な問題ですよね。人口減少と同時に、65歳以上のお年寄りが現役世代より圧倒的に多くなるという現象『少子高齢化問題』も起きています。まず、なぜこの問題が年金制度・社会保障制度の崩壊に繋がるのかを説明していこうと思います。

年金も社会保障制度も、『現役世代』が『引退世代』を支えるという構図で成り立っています。つまり、『現役世代』が支払った年金や保険料は、自分たちのために貯金されている訳ではなく、今現在の『引退世代』に投入されています。その状況を図に表したものが以下になります。

多少デフォルメしていますが、かつての日本では、2人のお年寄りを8人の若者で支えていたと考えてください。しかし、現在では2人の若者が8人のお年寄りを支えなければならないような時代になっているのです。その理由は、生まれてくる子供の数が少ないにも関わらず、医療技術の発達でお年寄りの寿命が伸びて生存する人数が多くなっているからです。

そのため、『多数の現役世代』と『少数のお年寄り』を前提とした現在のシステムは存続が難しくなっているのです。

経済成長の停滞

『人』というものは生きていく上で必ずお金を消費するものです。また、消費するお金を稼ぐために労働もします。これが、経済を動かす原動力になるのです。

『経済の大きさ』を表すものとして、経済学では、GDP(Gross Domestic Product)又は国内総生産と表されます。この言葉の定義は「一定期間内に国内で産み出された付加価値」とされています。ちょっと難しいですよね(ちなみにKurochuは最近ようやくこの言葉の意味を理解しました笑)

Kurochu的にこの言葉を噛み砕いてみると、「一年間に日本国内で生み出された利益の合計」ということになります。イメージ的には、こんな感じ↓↓

そもそも、商売というものは【売上 ー 仕入れ】から利益を出すことを目的としています。たまに、「地域に貢献したくて、、、」なんて言う経営者がガ◯アの夜明けなんかに登場してきますが、彼らも働いている従業員にお給料を支払わなければならないので、利益を出さないわけにはいきません。
話をまとめると、『GDP』とは『利益の合計』のことなんです。

さて、その『利益』を生み出せるのは何でしょうか??これが『人口減少』=『経済の停滞』に結びつく要因となります。答えは、『人間』です!!上の図でも、小麦粉をパンに変えているのは、人間ですよね。小麦粉をずっと冷蔵庫にしまっていても、そのままトースターに入れても小麦粉は一生パンには変わりません。

そうです、人口が減ると言うことは、利益を生み出せる人間が減るということを意味しています。すると、GDPが増加しなくなってしまうわけです。これが経済が停滞する要因になります。

世界における日本のプレゼンス低下

日本の人口が減ると経済成長が止まるという理論は前項で説明しました。本項はその続きのような話になります。以下の図をご覧ください。

こちらの図は、GDPの世界シェアを示しています。赤で示してあるのが我が国日本です。これを見た限りでは、1990年から2017年で日本のGDPシェアが急速に低下していることが分かります。1990年には13.7%もあった日本のGDPシェアですが、2017年には6.1%にまで低下しています。

GDPシェアが低下するということは、国際社会における日本の発言力低下にも繋がります。例を挙げると、ドラえもんはる夫(右)、どちらの発言により注目が集まると思いますか?ということです(そもそもはる夫っていう名前だったのかって感じですけど笑)

もちろん、ドラえもんの発言に注目が集まりますよね。これは、アニメ内におけるドラえもんの出演回数がはる夫くんよりも多い(プレゼンスが高い)からです。だれもモブキャラのはる夫くんの話なんかに耳を傾けたりしないのです。

これは、日本にも同じことが当てはまり、日本が小さくなり、取るに足らない存在になればなるほど日本への注目は無くなり、何かを発信しても誰も相手にしてくれなくなります。

終わりに

いかがでしたか?

今回は、最近騒がれ始めた「日本の人口減少」と「それが日本に与える悪影響」について書いてきました。論点を整理し、分かりやすく書けているかは分かりませんが、何となくまずいんだなってことがシェアできればと思います!

気になる点や、質問があれば、どんどんコメントください!!(来るのかな?)

最後まで読んでくださり、ありがとうございましたm(_ _)m

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