こんにちは、Kurochuです( ^ω^ )
この記事では、
東証一部に上場している三菱自動車(7211)の
業績・株価・配当金・利回り・権利確定日
などについて最新情報をまとめています。
会社概要
三菱自動車工業株式会社(みつびしじどうしゃこうぎょう、略称:三菱自動車(みつびしじどうしゃ)・三菱自工(みつびしじこう)、英語: Mitsubishi Motors Corporation、略称:MMC)は、1970年に三菱重工業からスピンアウトした三菱グループの自動車メーカーです。
2016年10月に日産自動車が筆頭株主となり、日産自動車とフランスのルノーと共にルノー・日産・三菱アライアンスを構成しています。
歴史・沿革
会社創業期
三菱の歴史は1870(明治3)年にさかのぼります。同年、土佐藩によって九十九商会という海運会社が設立され、土佐藩の出身であった岩崎彌太郎が監督にあたりました。
九十九商会は1873年に三菱商会という名前に改められ、以降も三菱蒸気船会社などに社名を変更しながら発展していきます。三菱グループの創業者となった岩崎彌太郎は鉱業、造船業、保険などにも手を広げ、三菱グループの基礎を築いていきました。
大正〜昭和
三菱の4代目社長であった岩崎小彌太は、三菱の各事業の分社化を進めていきます。
1917(大正6)年に造船部事業が独立して設立されたのが「三菱造船」であり、同年、三菱造船神戸造船所で「三菱A型」を製作。これは日本で初めての量産乗用車として知られています。
1934(昭和9)年、「三菱重工業」に社名を変更。その後、三菱重工業から独立した自動車部門から「三菱自動車」が誕生するため、同社の源流はここから始まったとされています。
第二次世界大戦後
戦争終結から15年後の1960年、同社が戦後になってから初めて自社で開発した量産型の四輪乗用車「三菱500」が発売されました。1962年の第9回マカオグランプリレースでは、同型車が優勝するなど、モータースポーツにも挑戦してきた長い歴史があります。
さまざまなレースに参戦することで、雪道など過酷な天候下での走行や、砂地などの荒れた道を安全に走るための技術を培い、それを量産車の生産にもフィードバックさせてきました。現在でも、この技術は三菱が得意とする4WDに活かされ、同社の主力製品となっています。
高度経済成長期
1970年、三菱重工業とクライスラー社との合弁事業として現在の「三菱自動車工業」が誕生し、事業をスタート。また、1970年前後からは電気自動車の研究開発にも着手しています。
バブル期〜現在
2009年7月に世界初の量産型EV(量産型電気自動車)となる『i-MiEV』を発売するなど、時代を先取りした事業を展開。
その一方、2000年以降は度重なるリコール、重大なリコール隠し、燃費偽装問題など数々の問題で経営状況が急速に悪化し、2005年には三菱自動車再生計画を発表して経営の再建を図る事態に陥ります。
その後黒字化したものの、2016年には日産自動車が筆頭株主(34%株式取得)となり、日産自動車の傘下として再スタートを切りました。また、日産自動車は、フランスの自動車メーカーであるルノーと資本提携を結んでいるため、日産自動車の傘下となった三菱自動車は「ルノー・日産自動車アライアンス」の一員に加わっています。
三菱自動車(7211)の業績
ここからは、三菱自動車(7211)の業績についてチェックしていきます。
売上高 / 純利益率の推移
三菱自動車(7211)の過去5年分の売上高、および純利益率(当期純利益 ÷ 売上高)を掲載しています。
通貨単位:JPY in Million
過去5年間の三菱自動車(7211)の売上高、および純利益マージンを見ると、売上高増減率は -2.25% 、平均純利益率は -1.36% となっています。また、売上高の年平均成長率(CAGR)は -0.57% を記録しています。
事業セグメント別売上高
三菱自動車(7211)の2022年度の事業セグメント別売上高を掲載しています。
通貨単位:JPY in Million
三菱自動車(7211)の事業セグメントは、 自動車(98.30%) 、 ファイナンス(1.70%) から構成されています。
地域セグメント別売上高
三菱自動車(7211)の2022年度の地域セグメント別売上高を掲載しています。
通貨単位:JPY in Million
三菱自動車(7211)の地域セグメントは、 日本(37.00%) 、 亜細亜(20.30%) 、 北アメリカ(19.20%) 、 オセアニア(12.50%) 、 ヨーロッパ(10.40%) 、 その他(0.60%) から構成されています。
三菱自動車(7211)の株価
ここからは、三菱自動車(7211)の株価についてチェックしていきます。
株価に関する参考指標
三菱自動車(7211)の参考指標を掲載しています。
参考指標 | |
---|---|
時価総額 |
704,457百万円(04/26) |
発行済株式数 |
1,490,282,496株(04/26) |
配当利回り(会社予想) |
2.12%(04/26) |
1株配当(会社予想) |
10.00(2024/03) |
PER(会社予想) |
(連)5.03倍(04/26) |
PBR(実績) |
(連)0.77倍(04/26) |
EPS(会社予想) |
(連)94.06(2024/03) |
BPS(実績) |
(連)616.90(2023/03) |
最低購入代金 |
(連)23.97%(2023/03) |
単元株数 |
(連)36.40%(2023/03) |
年初来高値 |
47,270(04/26) |
年初来安値 |
100株 |
株価推移
三菱自動車(7211)の過去10年分の株価を掲載しています。
通貨単位:JPY
10年間の三菱自動車(7211)の株価推移を見ると、騰落率が -51.18% 、高値が 1,331円 、底値が 188円 となっています。
三菱自動車(7211)の配当金
ここからは、三菱自動車(7211)の配当金についてチェックしていきます。
配当金総額 / 配当性向の推移
三菱自動車(7211)の過去10年間の配当金総額および配当性向(税引後利益 ÷ 配当金総額)の推移を掲載しています。
通貨単位:JPY Million
三菱自動車(7211)の配当金総額を10年前と比較すると、騰落率は -69.71% 、年平均成長率(CAGR)は -12.43% となっています。
また、日系上場企業の平均配当性向が30%〜40%と言われている中、三菱自動車(7211)の過去10年間の平均配当性向は 16.88% を記録しています。
一株当たり配当金推移
三菱自動車(7211)の過去10年間の配当金推移(一株あたり)を掲載しています。
通貨単位:JPY
三菱自動車(7211)の一株当たり配当金を10年前と比較すると、騰落率は -80.00% 、年平均成長率(CAGR)は -16.37% となっています。
また、次回の年間配当金は 10円 (中間配当: 5円 、期末配当: 5円 )と予想されています。
三菱自動車(7211)の配当金はいつ貰えるのか
次回配当金権利付き最終日
三菱自動車(7211)の配当金(または株主優待)を貰うためには、『権利付き最終日』に株を保有している必要があります。
↓三菱自動車(7211)の権利付き最終日↓
期末配当:2023年09月27日 / 中間配当:2024年03月27日
次回配当金権利落ち日
『権利落ち日』の市場開場まで株式を所有し続けることで、配当金(または株主優待)を貰う権利は確定されます。
「権利落ち日の市場開場まで」と規程されているため、『権利落ち日』に三菱自動車(7211)の株式を売却しても配当金(または株主優待)は貰うことができます。
↓三菱自動車(7211)の権利落ち日↓
期末配当:2023年09月28日 / 中間配当:2024年03月28日
有価証券報告書
三菱自動車(7211)の最新の有価証券報告書は、2022/7/15に提出・公表されたものになります。以下のリンクから閲覧可能です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
三菱自動車(7211)は、「日産の事実上傘下、ルノー含め3社連合」「新車開発や部品調達など協業拡大」「東南アジアで稼ぐ」等の特色を有し、将来的には業績の拡大が見込める企業です。
『配当』面に目を向けても、年間配当金(予想)は 10円 、配当利回りは 2.12% に達しており、インカムゲイン銘柄としてもポートフォリオに組み入れておきたいですね。
また、最低購入代金は (連)23.97%(2円 とそれほど高くないので、投資初心者の方にもオススメな銘柄であると言えます。
最後までお読みいただきありがとうございましたm(_ _)m
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