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フィリピンの銀行にお金を預けてみたら、金利が物凄いことに

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投資
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こんにちは、Kurochuです( ^ω^ )

Kurochuは海外(フィリピン)に銀行口座を所有しているのですが、その中でも『金利』に関して結構驚くことがあったので詳しく解説していこうと思います!!

はじめに

「そもそも、どうして海外に、しかもフィリピンなんかに銀行口座なんて持っているの?」との質問を周りの人から結構聞かれたりします。中には、「東南アジアに銀行口座を持つなんて、何か悪さをしてるんじゃないか?」なんて勘繰ってくる人もいるのですが、もちろん、「Kurochu」「黒chu」に豹変することは決してありません(笑)

フィリピンに銀行口座を持っている理由は、日本とは比べ物にならないほど高い成長率を誇る現地での起業を検討しているからなんです。まだ計画段階ですが、もしこの計画が実行した暁には、このブログでもご報告させていただくのでそれまでお待ちいただければと思います。

フィリピンに銀行口座を持つことのメリット

少し話は逸れますが、海外に銀行口座を持って初めて気づいた『海外に銀行口座を持つメリット』について触れておきたいと思います。

海外に口座を持つことは、「現地建て通貨が保管できる」「現地で給与を受け取ることができる」等のメリットがあるかと思うのです。ですが、海外口座保有の初心者であるKurochuとして最もメリットを感じたのは、旅行時の通貨両替が必要なくなり、それに伴う両替の手数料もかなり抑えられるようになった点です。

例えば、Kurochuが大好きなセブ島に旅行に行くとします。現地に到着したら、まずは両替所(Exchage)に行きますよね?するとほぼ100%の確率でこんな光景を目にすると思います↓↓↓

飛行機に乗った後に並ぶのはテンション下がりますよねぇ。。。

しかし、現地に銀行口座を持っていれば、閑古鳥が鳴いているATMから直接お金を引き出せるのです↓↓↓

ちなみに、フィリピンに給与ソースがない場合、日本からフィリピンの銀行に送金する必要があると思います。その場合は、TransferWiseという国際送金サービスをお勧めします。私が知る中で最も手数料が安く、かつ最速(約3日)で現地銀行口座に着金します。

フィリピンに100万円を送金する際の手数料を見てみると、、、

なんと、7,446円しかかかりません。手数料率にすると約0.7%になり、これは驚きの低手数料率だということが分かると思います。ちなみに、両替ショップの手数料は3%〜5%と言われているので、比較してみると雲泥の差ですね。

フィリピンの銀行に預金した時の金利は??

大変お待たせしました。前置きが長くなってしまいましたが、ここからが本題です(笑)

フィリピンの銀行口座を保有しているKurochuの元に、先日、銀行アプリから通知が届きました。特に取引もなかったので、「ハッキングされたか!?」と不安に駆られ、仕事中にもかかわらずスマホを取り出して確認しちゃいました(良い子は真似しないでね)。すると、予想に反して残高が増えていたのでびっくりしました。これの正体が金利だったのです。

今まで日本の銀行口座しか持ってこなかったので、金利が振り込まれるなんていう経験をしたことがありませんでした。そのため、かなり驚いたのですが、確実に金利との名目で振り込まれていました。実際の明細をご覧ください。

約400,000円の預金残高に対して、約400円の金利(Interest)が付いたようです。つまり、利率0.1%ということですね。ですが、同日にしっかり税金として約80円が引かれているので、税引き後の金利は約320円(0.08%)となります。これが四半期毎に振り込まれるらしいので、年間では表面金利:0.4%(実現金利:0.32%)になります。

これを見ると、「あれ?」と思った方は少なくないと思います。発展途上国のフィリピンであれば5%程度の銀行金利をイメージしますよね?Kurochu自身もそれくらい付くんじゃないかなぁと思っていたのですが、1%も行かないなんて。。。

フィリピンの均衡金利がこの程度に収まっている理由

フィリピンの一人当たりGDPは日本の1960年代とほぼ同じなのですが、日本の1960年代の銀行預金金利4%には到底届いていません。これは、中央銀行が大量に資金を供給する『金融緩和』政策が世界中で行われている弊害であると思われます。発展途上国であり、資金需要が旺盛なフィリピンであっても、市場には既に大量のマネーが存在しているので、銀行も高い金利を預金者に払ってまで資金を集める必要がないのです。その結果、預金金利にも下押し圧力が加わっているのです。

おわりに

いかがでしたでしょうか?

今回は、「フィリピンの銀行の預金金利」に関して解説してみました。「発展途上国=高い預金金利」という時代は既に終わっており、フィリピンの銀行にお金を預けても金利は凄いことにはならないということが分かりましたね。

その一方で、途上国の銀行の中には、信じられないほどの高金利を謳って日本人から外貨を獲得しようとする銀行もあると聞きます。超・超・超低金利時代において、そんな美味い話は途上国であってもなかなか無いということを認識しましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました!!

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