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韓国が誇る最先端の高速鉄道”KTX”で重大事故が発生しても韓国国民がそんなに大騒ぎしていない理由

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時事ネタ
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こんにちは、Kurochuです( ^ω^ )

最近、韓国の高速鉄道KTXが脱線事故を起こし、日本では大騒ぎになっていますが、現地ではそれほど騒がれていないようです。今回はその理由に迫ってみたいと思います〜〜

はじめに〜KTXとは何なのか〜

「そもそもKTXってなに?」という方も多いと思うので、軽く説明していきます。

KTXとは、Korea Train eXpressの略称で、日本では『韓国高速鉄道』と紹介されている韓国の主要都市を結ぶ高速鉄道です。XはeXpressから来ているんですね。そんな略称があるんですね、不思議(笑)

地図からは韓国全体を覆うようにしてKTXが走っていることが見て取れます。

また、KTXの最高速度は300km/hも出るそうで、日本が誇る新幹線の320km/hに肉薄する記録を保持していますが、技術自体はフランスを拠点とする多国籍企業アルストム社のTGVという高速鉄道の技術を導入しているとのこと。

KTX導入の経緯

日本における新幹線の歴史は、東海道新幹線が開通した1967年から始まりますが、韓国のKTXは1987年に韓国政府が事業構想を開始させ、両国の技術には30年近いブランクがあります。さらに、距離的にも近い両国なので、韓国が当時から世界最高峰を誇っていた日本の新幹線技術を導入するのは当たり前かと思いきや、何と採用されたのはフランスの技術だったのです。なぜこんなことが起こったのでしょうか?経緯を見ていきましょう。

高速鉄道建設を公約に掲げた盧泰愚が大統領に就任した1987年から韓国の高速鉄道事業は具体的に動き出しました。1992年1月には車両と架線、信号システムの国際入札が開始され、その際入札したのはフランスドイツ日本の三カ国。日本は商社・車輛メーカーが中心となり、日本連合を組んで300系「のぞみ」タイプを売り込もうとしましたが、欧州勢が根拠の乏しい「新幹線は坂に弱い。建設費が高い」などのネガティブキャンペーンを展開し、更に、日本史上最大の誤報と言われる、従軍慰安婦問題を朝日新聞が報じ、韓国内に反日感情が高まったことから、韓国政府は1993年6月に国際入札から日本勢を排除するという暴挙に出ました。さらに、将来的に輸入した技術をパクリ、世界に販売していくことを画策していた韓国政府は、技術供与に消極的なドイツを落選させ、最終的には1993年8月にフランス勢に車両を発注すると発表しました。

現在、中国の高速鉄道が、日本の新幹線技術をパクリ、更には輸出するという信じられない問題が発生していますが、韓国に新幹線を輸出していたら、もっと大変なことになっていたでしょうから、日本を排除した韓国政府には感謝しなくてはなりませんね(笑) 

KTXが起こしてきたトラブルの歴史

導入当初(〜2000年)

フランスの技術を導入すると決定した直後から、韓国の高速鉄道計画は様々な問題に直面。現在の東南アジアと大差ない工業力しか有していなかった当時の韓国が最先端の高速鉄道をマネージすることは到底できず、試運転を開始すると事故が頻発します。困った、韓国政府は日本に技術協力を要請しますが、新幹線技術を裏切り、入札に参加すらさせず、フランスの技術を導入した韓国政府を日本が助けるはずもなく、あっさりと断られてしまいます。←韓国政府の厚顔無恥ぶりはこの頃からすごいですね(笑)

さらに、通常運転が開始されてからもKTXの苦難は続き、家畜の死産が急増するほどの騒音問題アルストム社のサポートが終了した直後から頻発する車両事故規格を満たす部品が作れないために他の車両からの部品を流用する共食い整備問題など、様々な問題が頻発することに。

今回はKTX関連の事故・トラブル・不祥事を時系列にまとめてみました。ものすごい量だったので、一部しか載せられないことをお許しくださいm(_ _)m

2007年

2007年、釜山駅構内でソウルに向け出発しようとしていたKTX第110列車の後続列車として車両基地から回送中のKTX112列車が、110列車が停車中の構内へ進入し衝突する事故が発生し、112列車の先頭車両が110列車に乗り上げ、双方の先頭部が大破するという悲惨な状況に。

この一件は、絶対的に一方通行であるはずの鉄道としては起こり得ない、世界初の正面衝突事故として世界の歴史に刻まれることになりました。

 2008年

KTXの運営会社KORAILが莫大な税金を投じて導入した自動改札機は、稼動当初から乗車券が詰まる等のトラブルが多発し、ほとんどの乗客がホームにたどり着けないという前代未聞の現象が発生。結果、2008年に使用を緊急停止し、2009年8月からなんと自動改札機の撤去を開始。以降、仕方なく「信用乗車方式」を導入しましたが、韓国国民の低い民度の問題で、乗客の不正乗車が横行。

その結果、KORAILの負債は6.7兆ウォン(約6,700億円)にも達し、KTXの施設管理を行う鉄道施設公団の負債6.6兆ウォン(約6,600 億円)と合わせると約13兆3000億ウォン(約1.3兆円)もの巨額負債を抱えることに。また、建設時の度重なる延期とそれに伴う事業費の高騰で30年後も黒字化が不可能との分析結果が発表されるなど、危機的状況に。

2009年

2月16日、2002年から始まった総延長254.2キロに及ぶ大邱 – 釜山間のレール敷設工事(2009年までの7年間に完了した区間はたった96.9キロ)において使われていたコンクリート製の枕木15万5000本が全て不良品だったことが確認され、ただでさえ気性の荒い韓国国民から非難殺到。

2011年

2月11日、開業後初めての脱線事故が発生。光明駅近くのトンネル内の分岐点にて、KTX-山川の後ろ6両が脱線(日直トンネルKTX列車脱線事故)。けが人はなしと発表されたが、事実と異なる説明をして隠蔽を図っていた為、KORAILへの風当たりはさらに強く。

さらに、以前から指摘されていた、車椅子の乗客などへのバリアフリー対応が不十分との指摘に対して、運用開始から20年以上経って車椅子用ロール型傾斜路(スロープ)を設置。ところが、工事不良が原因の転落事故が発生し、スロープすらまともに造れないKORAILの技術力でKTXが運用されているという状況に世界中が恐怖を抱くきっかけになった。

2012年

KTXの不祥事は正月から止まる所を知らない。1月2日、ソウル駅を出発したKTX375列車が停車駅である永登浦駅を誤って通過し、緊急停車後約2.6キロを逆走するトラブルが発生。車掌は、乗客に対して十分な説明をせずに、通過した駅まで10分間逆走するという危険行為に及ぶ。また、後続列車に逆走を報告すらしておらず、ハード面の故障もさることながら、駅員の頭のネジも外れていることが判明。KORAILは対処に追われた(笑)

2013年

8月31日、大邱駅でソウル行きのムグンファ号が信号を無視して出発し、通過中のソウル行きKTXに衝突、はずみで反対方向から走行してきた釜山行きのKTXも巻き込む三重衝突事故が発生(大邱駅列車衝突事故)。社員の頭の故障は1年経っても直せていなかったようだ(笑)

2014年

京釜高速線2期区間で使用された分岐器の故障が開通から8ヶ月間で526回と相次ぎ、施工者の韓国鉄道施設公団が納品者のサムスンSDS社を告発。その為、当該区間では、170km/hに減速運転をせざるを得ず、2015年に復旧するまで“高速鉄道”“中速鉄道”に(笑)

この頃から、KTXを「独自技術」であるとの虚言を世界に対して吹聴し始めるが、KTX-I列車の老朽化やKTX-山川列車の初期不良、軌道・給電などのハード&ソフト両面でのトラブル頻発に直面し、自力での改善を断念。フランス国鉄からTGVの専門家を再招聘し、技術諮問を仰ぐなど、韓国独自であるはずの技術を他国から教えてもらうという奇妙な状況を世界中の鉄道関係者から失笑されるという屈辱を味わうことに(笑)

フランス国鉄技術者が調べたところ、韓国国内の気象・地形を考慮せず、TGVの基本マニュアルを運用開始から20年近くそのまま使用していたことが明らかになった。

2015年

衝突防止装置 (ATP) は韓国が2003年から10年以上にわたって、1,600億ウォン(約160億円)をかけて開発した装置だったが、運行開始直後から誤作動が頻発する為、装置の電源を切っておかないとまともに運行が出来ない異常な状態が続いている。2013年の3重衝突事故の原因にもなったにもかかわらず、事故後の半年間で把握されているだけで1,000回を超える誤動作を起こしているが、技術力不足の為に故障原因の特定すらできないことに韓国国民は怒りを通り越して呆れ始める。

2016年

5月25日、KTXが仁川国際空港駅を出発直後、もはやお馴染みとなった脱線事故を起こし、空港への輸送力が失われる事態に国内外の旅行者から抗議の嵐。韓国国内では、自国の技術力の無さを嘆く声が多くなる。韓国メディアは、自国の未熟さを外国に発信してはならないと、急に大人しくなる

2017年

技術力で全てを上回っている新幹線に対抗するべく、2015年9月からKTXは最高速度を300km/hに引き上げていたが、それ以降、線路など設備の破損が急増していることが鉄道を管轄する韓国国土交通部(国土部)の調べで分かった。しかし韓国国土交通部は、手抜き工事の疑惑が提起されることを懸念し、減速など事故を減らすための計画をあえて立てずにいるということが韓国メディアにスクープされ、国家ぐるみでのKTXの欠陥隠しが明らかになる。韓国国民からは、「きっと大事故が起こる。きちんと点検して予防してほしい」「セウォル号みたいなことになるよ」と不安がるコメントや、「中国の高速鉄道を輸入して」との悲痛な訴えもあった。

2018年

2018年に入ってからも、KTXも含むKORAIL各線でトラブルが相次ぐ。11月19日ソウル駅へ進入していたKTXが保線作業をしていたクレーン車に衝突する事故が発生

翌日の11月20日には、五松駅付近で停電事故が発生するなど、以降の3週間で10件近い大小のトラブルが発生

12月5日に事態を重く見た李洛淵総理大臣は直々に、KORAILに対して安全対策改善方案を指示し、KTXの不祥事は国家レベルの事態に

しかし、KORAILに事態を掌握する能力があるはずもなく、総理大臣の指示から3日後の12月8日午前7時35分頃、江陵でソウル行きのKTXが脱線し、16人が負傷する大事故に。

KORAILの社長は事故が起こってから3日後に逃げるようにして辞任を発表。KTXの運営会社の責任者が不在になるというカオスな状況に突入←今ここ

今回の脱線事故で韓国国民が大騒ぎしない理由

上記のトラブルの歴史から、韓国では高速鉄道の事故が日常茶飯事になっていることが分かります。その為、韓国国民にとっては、今更騒ぐほどの問題ではないのでしょう。

日本では、新幹線が脱線したら世間を揺るがす大問題になりますよね。だって、史上初めてのことなんだから。でも、韓国では毎年のように脱線事故が起きている中で、「高速鉄道=脱線して然るべき」という意識が韓国国民に根付いてしまっており、今回の事件を受けても驚きが少なく、騒ぎが小さいと考えられます

また、韓国国民の異常に高いプライドも今回の事件を大騒ぎしない一つの要因である可能性が高いです。常にライバル視している日本の新幹線が0事故なのにも関わらず、自国の高速鉄道がしょっちゅう事故を大してしまう不良品だなんてプライドが邪魔して言えないでしょうから(笑)

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、「普段から怒りっぽい韓国国民がKTXの脱線事故を受けて静かにしている理由」について調べてみました!!

いや〜、それにしても隣の国の高速鉄道は凄まじいことになっているんですね。海外のレベルを知ると、日本の新幹線の安全性の高さに気付かされます。やっぱり、日本っていい国だなぁ(笑)

それでは、最後までお読みいただきありがとうございました!!

P.S 5000文字も書いたの初めて(笑) 

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